01第1回

初めまして!!今月から私のヘンな兄のことを書く事になりました、実の妹、岡田妙子です。よろしくお願いします。
兄は昔からヘンな奴だった。
小学校4年生くらいの頃、同級生のニンゲンという人(これもヘンな奴で、うちの弟が“あんた誰?”と聞いたら“ボク、ニンゲン。”と答え、この名前になりました。)が遊びに来た時、いじけてるのか怒ってるのか自分の部屋から出て来ない。
“ニンゲン来てるでー。”と呼んでも、“おぅ。”と返事だけして顔を見せようとしない。
“しゃあないなぁー。”とニンゲンが兄の部屋へ行ったが、すぐ戻って来て“あかんわ、鳥飼(本名・鳥飼達夫)寝てるから帰るわ。”と、帰ってしまった。私が兄に“ニンゲン帰ってしもたでー。何寝てんのー。”と言いに行くと起きて来て言った。
“なんや、笑わそ思って枕に足乗せて寝ててんでー。布団めくってくれたら良かったのにー。”
人のフォローを期待してギャグをしてる時に、フォローがないと、どん底につき落とされるのだ、ということを、兄はこの時悟ったのであった。
了














